前回あいのの漫画の描き方をご紹介したら
いがいと好評ってことで今月号のホットミルク濃いめに
掲載の作品「催眠寄生2」を使って
どうやって描いてるかご紹介してみますね
前回の記事はココをクリックで見れます。
では今作で説明してみますね
①コマ割りにも起承転結があることを意識してあいのは描いてます。
このコマは起承の部分で、いつ、どこでを読者さんに知ってもらうため
ロングショットで背景、キャラクターの配置で何処に
どのようにして居るかを描写。
さらにキャラクターの身長差もわかりやすくしてます。
②ここでは起承転結の転の部分で、誰がを知ってもらうため
主人公のアップで誰かを知ってもらうコマ割りです。
そして主人公が確信するシーンですので
顔全部をコマの中に収めて描くと
せっかくの表情が小さくなってしまうので
大きく描くために顔半分が見えなくなるギリギリまで
大きく顔を描いてます。
このコマでは何を読者さんに伝えたいのかを明確にし
余計な描写を思い切って省くことも大切かと思います。
ただ注意点は漫画冒頭で初の主人公登場のシーンでは
ここまでのアップは避けた方がいいです。
③起承転結の結の部分で、どうしたを知ってもらうため
催眠にかかったか確かめるように主人公が奥さんに触れるシーンで
どうしたかを描写してます。
ここまでが基本のコマ割りとなります。
そして主人公が左下に目線を向け子供を見つめることで
漫画の基本ルールである右から左に読む流れを
スムーズにする効果を狙ってます。
そして仰角構図で少年を見下してる感を演出してます。
④こちらは逆に少年が見上げる構図で小ささ、
子供らしさを演出してます。
③と④でつなげて見ると対比が分かりやすく
少年が主人公を見つめている構図にし
同じく読者さんを見つめてる感じにしてあります。
そうすることでこ読者さんの目線を少しでも止めてもらい
少年に興味をもたせる効果を狙ってみました。
⑤ここは捨てコマという部類になります。
捨てコマといっても手を抜いて描くということではなく
次のコマ、さらに次のコマの演出を際立たせるためのコマです。
⑥この作品のテーマの一つである催眠。
そのルールを読者さんに知ってもらう大切なシーン。
ですので前回の布石をここで回収するため
前回のシーンを描写することによって
読者さんに再確認をしてもらうコマです。
このように読者さんに優しく分かりやすく説明するのも
大切ですが、あえて説目をはぶき考えさせるなど
使い分けると作品に深みが出ると思います。
以上ここまでが右ページがあいのの気を付けて描いてることです
左ページは次回また説明しますね
いがいと好評ってことで今月号のホットミルク濃いめに
掲載の作品「催眠寄生2」を使って
どうやって描いてるかご紹介してみますね
前回の記事はココをクリックで見れます。
では今作で説明してみますね
①コマ割りにも起承転結があることを意識してあいのは描いてます。
このコマは起承の部分で、いつ、どこでを読者さんに知ってもらうため
ロングショットで背景、キャラクターの配置で何処に
どのようにして居るかを描写。
さらにキャラクターの身長差もわかりやすくしてます。
②ここでは起承転結の転の部分で、誰がを知ってもらうため
主人公のアップで誰かを知ってもらうコマ割りです。
そして主人公が確信するシーンですので
顔全部をコマの中に収めて描くと
せっかくの表情が小さくなってしまうので
大きく描くために顔半分が見えなくなるギリギリまで
大きく顔を描いてます。
このコマでは何を読者さんに伝えたいのかを明確にし
余計な描写を思い切って省くことも大切かと思います。
ただ注意点は漫画冒頭で初の主人公登場のシーンでは
ここまでのアップは避けた方がいいです。
③起承転結の結の部分で、どうしたを知ってもらうため
催眠にかかったか確かめるように主人公が奥さんに触れるシーンで
どうしたかを描写してます。
ここまでが基本のコマ割りとなります。
そして主人公が左下に目線を向け子供を見つめることで
漫画の基本ルールである右から左に読む流れを
スムーズにする効果を狙ってます。
そして仰角構図で少年を見下してる感を演出してます。
④こちらは逆に少年が見上げる構図で小ささ、
子供らしさを演出してます。
③と④でつなげて見ると対比が分かりやすく
少年が主人公を見つめている構図にし
同じく読者さんを見つめてる感じにしてあります。
そうすることでこ読者さんの目線を少しでも止めてもらい
少年に興味をもたせる効果を狙ってみました。
⑤ここは捨てコマという部類になります。
捨てコマといっても手を抜いて描くということではなく
次のコマ、さらに次のコマの演出を際立たせるためのコマです。
⑥この作品のテーマの一つである催眠。
そのルールを読者さんに知ってもらう大切なシーン。
ですので前回の布石をここで回収するため
前回のシーンを描写することによって
読者さんに再確認をしてもらうコマです。
このように読者さんに優しく分かりやすく説明するのも
大切ですが、あえて説目をはぶき考えさせるなど
使い分けると作品に深みが出ると思います。
以上ここまでが右ページがあいのの気を付けて描いてることです
左ページは次回また説明しますね